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「外遊び」のススメ(監督から)日誌05/13 07:19

          齊藤 秀樹  監督

 
 

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2021/04/27

「聞く子はよい子」について(監督から)

Tweet ThisSend to Facebook | by:スタッフ
「聞く子はよい子」について 監督 齊藤 秀樹
  先週は「言葉で伝える力」(アウトプット)の重要性について書きましたので、今週は「人の話を聞く力から」(インプット)の重要性について、私が校長時代によく先生方に話した事を中心に書いていきたいと思います。

 「学校は勉強するところ」です。もちろん学校には行事や様々な活動がありますが、何といってもメインは子どもたちが学校生活の中で最も多くの時間を費やす一時間一時間の「授業」です。
 そこで今回は各担任の先生方が4月当初から取り組んでいる授業の基本的なしつけの一つである「聞く子はよい子」について書いていきたいと思います。

    子どもたちが落ち着いて真剣に授業に取り組むために最も大切なのが「人の話をしっかり聞く」ことです。先生の説明や友だちの発言を聞き逃さないようにするには、最初に繰り返し「聞き返しの訓練」を行います。「○○君、今○○さんが言ったことをもう一度言ってごらん。」というようにです。こうやって聞いた後の確かめをやっていくと、子どもたちは自然に「聞き上手」になってきます。どうしてこのようなことをするのかというと、授業に緊張感が出て、みんながボケッとすることなく集中して授業に取り組めるため、学習内容がしっかり頭に入ること。また、人の話を聞くことのできる子は、相手の立場を尊重し、相手を認めてあげられる「思いやりの心」も育つからです。人の話を真剣に聞くことのできる子は、友人たちから信頼され、心の触れあいも深まります。

  さらに「聞く」という力は「話す」という力にも通じます。いつも自分の主張ばかりに忙しく、他人の話に耳を傾けない子というのは、だいたいの場合、話の内容が浅く、説得力もありません。それに比べて、人の話をしっかり聞いた後に、自分の頭でそれを整理し、考えながら話せる子の言葉には深みや重みがあり、説得力もあります。クラスの子全員が「聞き上手」になれたら、どんなにけじめある和やかな雰囲気のすばらしいクラスになるだろうと思います。

 それでは具体的に聞き方のポイントを書いていきます。

その1…「話し手の方を向いて聞く」
  話し手は何かを伝えたい、わかってもらいたいと思って話しています。だから話を聞くときは、横を向いたり、おしゃべりをしたりせず、しっかり相手の方を向いて聞いてあげましょう。一般的には「話しは目で聞く」とか「体の正面で聞く」という分かり易い具体的な指導をしていきます。

その2…「自分の声を自分で聞きながら話す」
  自分の言っていることが自分でわからなくなっては、相手にもわかってもらえません。思いつきでなく、よく考えながらゆっくり話すことです。

その3…「聞く人を見ながら話す」
  これは「その1」の反対で、人に何かを伝えたいなら、天井に目を向けたり、うつむいて蚊の鳴くような声で話したのでは相手に伝わらないということです。

その4…「話は最後まではっきり言う」
 これは日本語の特徴でもありますが、言葉の最後にその人の考えや気持ちが出て、話が完結します。尻切れトンボや語尾が曖昧な話し方はダメです。

その5…「自分から積極的に聞く」
 授業中は受け身ばかりではなく、自ら耳を傾け、わからないことや疑問があったら、積極的に聞く(質問する)ことが大切です。これは聞き耳を育ててくれます。 
 
    学校ではこのように4月の始めに基本的な学習のしつけとして「聞き上手な子」を育てる努力をしています。現在各学校で行われている授業参観に来校する際には、授業中我が子がどんな姿で先生や友だちの話を聞いているのか注目して見てください。

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