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          齊藤 秀樹  監督

 
 

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2018/02/21

みるスポーツ考(監督)

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みるスポーツ考         監督 齊藤 秀樹

   平昌の冬季オリンピックが連日のように放映され日本中が熱狂しています。フィギュアスケートの羽生選手の金メダル2連覇に日本中が歓喜し、31才で初の金メダルを獲得したスピードスケートの小平選手のひたむきな努力に賞賛の拍手を送り、期待された選手の思わぬ失敗に一喜一憂しました。今更ながらスポーツの持つ影響力の大きさに驚かされます。
 さて、2020年にはオリンピックが東京にやってきます。そこには一体どんなドラマが待っているのでしょう。今からとても楽しみです。
  ということで、今回は「スポーツを見る」ことの意義や魅力について考えてみたいと思います。
    

  私は常々「日本人は本当にスポーツが好きなんだな。」と感じています。オリンピックや世界大会で次々にメダルを獲得する選手たちの活躍に、日本中が歓喜し、お世話になったコーチや両親に抱きつく姿に感動の涙を流します。

  ところでスポーツといえば自分が「直接参加するもの(やるスポーツ)」という固定観念がありますが、それとは全く違う第三者的な立場で「みるスポーツ」というのが今注目されているそうです。ある調査でも「スポーツを見るのが好き」と答えた人の割合は「スポーツをするのが好き」と答えた人の割合を遙かに上回っているそうです。
  
   さて「みるスポーツ」の最大のおもしろさは何といっても、自分がまるでテレビの中の選手や監督、更に観客になったような気分になれることです。つまり、自分を様々な人物、場面、状況に置き換えて疑似体験できるところにあります。例えば、普通の人はスケート靴をはいて4回転ジャンプをしたり、165㎞のボールを投げたり、100mを9秒台で走ったりする経験はまずできないはずです。しかしそれを羽生選手や大谷選手やボルト選手が実現してくれ、自分もそのドラマチックな感動を共有することができるのです。そしてそれがとうていできない技術や体力であり、より高度なレベルの競争であればあるほど、感動の度合いは高くなります。
  また、スポーツを見ることを通して、チームや地域、そして国家というものが強く結びつき、感動を共有することもできます。


  もう一つ「みるスポーツ」には、情報や知識の蓄積ができるというおもしろさもあります。自分の好きなスポーツを見続けることによって、指導者や解説者並みの知識を持ち、瞬時にドラマの中で、それを必要なときに取り出して楽しむこともできます。

 さて「みる」というのは、「見る」「観る」「視る」「診る」といろいろありますが、「スポーツをみる」というのは「観る」(鑑賞すること)です。ですから「鑑賞する目」(眼力)が必要です。この目は、音楽や美術、文字などの世界ではかなり進んでいるものですが、スポーツや体育の分野で「鑑賞力を育てる」という学習は今までになかったと思います。しかし今や、スポーツは人々にはなくてはならない大衆文化です。スーパースターの高度な技術はもちろん、フェアーなプレーや発言に大きな影響を受けたり、ケニアやエチオピアという国がなぜマラソンが強いのか。ブラジルという国がなぜサッカーが盛んなのかを知ったり、世界の国と日本の文化や考え方の違いを理解することもできます。学校でも6年生の社会科や総合的な学習の国際理解等の教材に「みるスポーツ」を取り上げて調べ学習を進めてみるのもいいかもしれません。


  どちらにしても、今回のオリンピックを通して、「少年少女よ、大志を抱け」「どんなに絶望が大きくても、それに負けない希望を強く持ち続けることの大切さ」「努力は裏切らない」「やればできる」「うれし涙や悔し涙は、全力を尽くして努力してきた人にしか味わえない」…。子どもたちは、これからの人生に必要な大切なことをたくさん教わったのではないかと思います。


 SAAは、これからも県大会、関東大会、全国大会等にたくさんの選手を参加させ、全力を尽くしてがんばる子どもたちの姿を直に見ていただくことで、感動・感激をお届けしていきたいと思っています。


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